キルンワークの技法と取扱商品
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キルンワークとは
ガラスを熔融変形させて形作ったり顔料を焼きつけて絵付けをするなど、電気炉などの窯で主に制作する技法です。 成形技法は石膏など型を使って立体を成形する「パートドベール」「キャスティング」などのほかに主に板状ガラスを使う「グラスフュージング」「サギング(ドロップアウト)」などがあります。
グラスフュージング
キルンワークのうち、板状ガラスを主な材料として使うものです。フラットワークの表現技法として、絵を描くような自由度の高さが人気を呼んでいます。
取り扱い品目 | フュージング用ガラス素材、ダイクロガラス、絵付け用エナメル、電気炉各種 |
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取り扱いメーカー | ブルズアイ、オーシャンサイドグラス、エフェトレモレッティ、パラゴン、ナベルザム、スカット、イーブンヒート、ジェンケンほか |
グラスキャスティング
キルンワークのうち、型を使うなどしてガラスを「鋳込んで」制作する技法です。彫塑や陶芸の感覚に近く、型作りがたいへん重要な作業になることも多いですが、反面、板ガラスを切るスキルが不要なので、型取りさえできてしまえば子どもの体験作業などにも適応できる技法でもあります。この技法には、色ガラスの粉を練って加飾するパートドベールという奥の深い技法も含まれます。
取り扱い品目 | キャスト用カレット・ビレット、パートドベール向けパウダー、耐火石膏など型材料 |
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取り扱いメーカー | ブルズアイ、ギャファー、クグラー、ライヘンバッハ、吉野石膏、サンエス石膏ほか |
コールドワーク
コールドワークは窯で焼いたあとのガラスを切る・削る・磨くなど加工して仕上げることです。穴を開けることもこの技法に入ります。作家のデザインに基づいた精確なフォルム、美しいガラスのツヤを醸し出すなど、 焼きっぱなしにはない作品の雰囲気を与えます。
取り扱い品目 | 研磨加工用各種機材、平盤、ベルトグラインダー、切断機、ダイヤホイール、SDF、サンドブラスト用機材設備、各種ハンドリューター、先端工具 |
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取り扱いメーカー | パラダイスグラス代理店、浦和工業代理店、グラスター、アブレイシブテクノロジー、ほか |
ラミネーション(接着)
紫外線硬化接着剤(フォトボンド)取り扱っています。
ガラスを接着するには特殊な接着材が必要なことがあります。フォトボンドは空気を遮断して紫外線を当てることにより硬化して、ガラスの面接着を行う定番の接着材です。
キルンワークの作品制作では焼成したピース同士を接着する場合や、金属との接着に使用することもあります。平滑面同士でしか接着しないため前述のコールドワークが必須です。
在庫品はサンライズ#300でネットショップからお求めいただけます。
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